犬猫のノミダニ予防薬の種類はたくさんあって、どれが良いのか?というご質問をよくいただきます。
犬猫の性格や体質によって合う予防薬は異なりますが、何より大切なことは投薬ミスをしないということ。
飼い主さんが投薬を忘れないというのも大切な素因なので、投薬回数も重要です。
ノミ・ダニ・フィラリア予防薬を選ぶのにぜひ役立ててください。
値段で選ぶなら、錠剤タイプが最もお得
値段が安いのは錠剤タイプの予防薬です。
予防効果が単純なものの方が安い傾向にあります。
ノミだけ予防するもの、ノミとダニを予防するもの、フィラリアだけ予防するものというタイプですね。
今の主流は一粒でノミ・ダニ・フィラリアを全部予防できるタイプですが、こちらは価格が高い傾向にあります。
- 錠剤は安い
- 予防できる種類が少ないと安い
- オールインワンは高い
お薬を警戒して飲まない時
犬のなかには、予防薬を飲ませようとすると、警戒して食べなかったり、無理に飲ませることができないケースが多くあります。
食欲が満点の犬では気にせずに薬ごと飲んでくれるのですが、猫や食欲が旺盛でない犬は予防薬を飲ませるのも大変!
飲み薬が無理な性格の犬猫には滴下タイプ(スポットタイプ)や注射タイプをお薦めしています。
背中に薬液を垂らす方法の滴下タイプ(スポットタイプ)は猫で多く使用されています。
犬では滴下タイプだけでなく、フィラリア予防のお注射も存在しています。
<予防薬が飲めない犬猫には>
- 滴下タイプ(スポットタイプ)がお勧め
- 犬のフィラリア予防薬では注射で投与できるものもある
投与回数で選ぶなら
犬のフィラリア予防薬には一回の注射で、一年間の予防効果があるものがあります。
だいたいのノミ・ダニ・フィラリア予防薬は効果が1カ月、あるいはノミ予防だけなら3カ月ものもありますね。
どうしても予防薬の投与を忘れてしまう、という飼い主さんにはフィラリア予防薬はお注射タイプをお勧めします。
<犬のフィラリア予防薬投与を忘れがちな人には>
- 1回のお注射で1年間予防効果のあるものがお勧め!
まとめ
①安いのは錠剤の予防薬
②飲ませるのが難しいなら、滴下タイプ(スポットタイプ)かお注射タイプ
③背中に垂らすと嫌がる性格ならチュアブルタイプ(おやつタイプ)
④一回の投与でノミ・ダニ・フィラリアを予防できるものはオールインワンタイプ
⑤フィラリア予防薬なら、1回のお注射で一年効果がでるものもある
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