片付けはほんのひと手間という本が自分にとってとても重要な本になったので、の感想と効果をお伝えします。
汚れているのに気が付いているけど、そのままにしていて毎日小さなイライラを感じていたのですが、この本を読んでからそのイライラが減少しています。
曹洞宗の住職である牧野さんが筆者の一人になっているので、禅の考え方が元になっており、そちらについても興味がわきました。
もう一人の筆者はドイツ人の生活に感銘を受けて、掃除サポートの会社を設立した沖さんですが、こちらのお話しは今までに読んできた片付けの本と同様にモノを減らす、大切にする、という内容が主でした。
この本を読んで変化した行動や以下の通り。
朝一番にトイレの掃除を短時間行うだけで、目も覚めるし、気持ちが良いし、匂いも爽やか。
綺麗なトイレを見てニヤニヤすることができます。
もちろんトイレだけでなく、台所の目につくところ、階段のホコリなど、今までは、「あーーゴミが落ちているな、ホコリがたまっているな、汚くて嫌だな。でも時間もないし、今やることでもないしな。あーでも汚い。」ともやもやしていたところが、ちょっとの朝の掃除でスッキリすると、心も整ってスッキリするのですね。
知らなかった。知らなかったことを知るのは楽しい!
少しの片付けは朝一番に
寝る前に、「明日は朝一番に起きてから10分間だけ、トイレの床と、階段のホコリを取るぞ」と決めるようになりました。
するとどうでしょう。
小さなことなのですが、毎日目について気になっていた所が綺麗になっているだけで、汚れているところを目にするたびに小さなイライラがあったところが、小さな幸せ気分を産んでくれます。
もちろん、本にあるように禅の修行僧のようには素手素足でトイレを磨き上げるということはできませんが、トイレ掃除が徳の高い修行僧の仕事、というところがとても心に響きました。
「そうか、トイレ掃除はヒラの社員ではなく、重役や社長がやるべき仕事なのね。。。(ちょっと違う)」
掃除は子どもにやってもらおう、とか考えていたのですが改めることにして、自分のために毎日ちょっとだけトイレ掃除をすることにしました。
モノを大切にする
モノを片付けるためには、モノを整理する必要があり、整理するためにはモノの必要性を判断するのが大切です。
他の整理整頓本でもよく言われているように、モノが多いことが、片付かない原因というのはこの本でもしっかりと説明されていました。
モノを大切にするということは、簡単にモノを手に入れないということで、モノを増やさない、今あるもので工夫してしのぐ、という教えもあるようです。
要らないものを購入することが自分のイライラを作る原因なのですね。
買うときには、家にあるもので代わりになるものが無いのかを考えよう。
靴をそろえる
靴をそろえて置く、それをまず子供と自分でも実践していこうと思います。
靴が散らばっている人は、心の中も散らばっているらしいです。うーんわかる。
部屋も同様ですよね。部屋はその人の心のありようを示しているし、逆に部屋を綺麗に整えれば、気持ちも整うということです。
わかっている、わかっているが、それができないんだ!!
だいたい子どもが帰宅したら部屋はすぐに元通り。イライライライラ。
それでも、寝る前には子供と一緒に片付けて、朝一番に散らかった部屋ではなくちょっと整った部屋を目にするようにすると、やはりとっても気持ちがいいということに気が付きました!
部屋の散らかりを子どもや夫のせいにしていないで、使ったものはもとにもどす、靴はそろえる、と習慣づけていこうと思いました。
子供と一緒に座禅の体験をしてみたい!
禅の考え方は子供にこそ教えてあげたい、大切なものだと感じました。
ただ片付ける、ただ綺麗にする、というだけではなく、不安や心配など心を整えるということができるなら、これから思春期になる子供の心を強く支えてくれる考え方になるのでは?と考えています。
これから子供とでき座禅体験を検索します!
まとめ
片付けはほんのひと手間という本は、禅の考え方に基づいて、気持ちが整って、小さなイライラを解消できます。
子育て中や、仕事が大変で時間がない!部屋が汚れて片付いていない!という人におすすめです。
やはり片付いた部屋は居心地が良いものです。
朝一番にちょっとだけ掃除をしている自分も、好きになれました。
さらには子育てについても、子供の成長においても禅の考え方を取り入れていきたいと考えています。
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