仕事の終わりに、さぁ帰るか!その前に、入院患者さんを一通り見回って…
という段階で、「あれ?呼吸がさっきより速いな…気の所為かな?うーん。もう皆帰っちゃったし、まぁ明日また確認すればいいかな…?」と、動物の変化に気付いちゃったりするのよね(T_T)
これで、後で良いことなんて、この仕事では、存在しない。
変だな、今確認した方がいいかな、と気づいたものは全てその時にやるべき、と経験上わかってる。
後でも大丈夫なものは、ちゃんと自信もって『後でも大丈夫。』と言える。
え、大丈夫かな?と不安に思ってる時点で大丈夫じゃない状況である証拠なんだよな…そして今日も、呼吸速いかな??って気づいたら、それはもう検査しなきゃならないってことなんだって、解ってる、解ってるから検査しましたよ!ちゃんとね!!!
帰る直前だったけど!そーゆー問題じゃないからね!!!解ってる!
そして案の定とんでもない不整脈が出ていましたよ。
肺はキレイだった。心拡大はそこそこ。しかし貧血があって不整脈があって低血圧。
心電図は専門家に送って、指示を受けて、注射して、酸素室に入れて…
やっと呼吸が安定して、やっと帰宅。
そーゆー仕事ですよ。
臨床の獣医師もね。
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